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オリ・杉本 七夕にオリ姫歓喜のV2ラン!笑顔でラオウ節「僕、子供とおっちゃん(のファン)が多いので」

2024年07月08日 05:45

野球

オリ・杉本 七夕にオリ姫歓喜のV2ラン!笑顔でラオウ節「僕、子供とおっちゃん(のファン)が多いので」
<オ・日>ヒーローインタビューを終え昇天ポーズを決める(左から)宗、杉本(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   オリックス6-3日本ハム ( 2024年7月7日    京セラD )】 覇王の描く放物線が試合を決めた。オリックス・杉本が6回に決勝4号2ラン。5月4日以来の3位浮上へと導いた。
 「いい投手というのは分かっているので。甘い球を1球で仕留められた」

 1―3の6回に宗の2点二塁打で追いつき、なおも2死三塁。伊藤の甘く入ったシュートにバットを一閃(いっせん)して左中間スタンドに運んだ。試合前まで今季3戦2勝、防御率1・45とオリックスを抑え込んでいた右腕を攻略。お決まりの昇天ポーズは6月29日のロッテ戦から同僚を巻き込んでいる。この日は渡部の肩を抱きながら拳を突き上げ、「一人でやるのが寂しいので。近くにおる人を適当にかっさらっています」と茶目っ気たっぷりに話した。

 6月14日のヤクルト戦でようやく今季1号と苦しみ抜いたが、ここ5試合で3本塁打と量産態勢。「最近は(森)友哉と(西川)龍馬にいろいろ話を聞いています。実績もある2人が言っているのは、ほぼ正解だと思うので」と同僚との打撃談議が、復調の一因だ。西川からは「(恵まれた)体格があって長打を打てるのに、それを消してしまったら持ち味が消える。自分の出せるものを出さずに終わってしまうのはもったいないですよ」と言われ、迷いを断ち切った。自らの感覚と助言を照らし合わせ、「練習から打球が飛ぶようになってきた」と手応えをつかみつつある。

 七夕の一戦を彩った「オリ姫」の大歓声について問われると「僕、子供とおっちゃん(のファン)が多いので。その人たちのために頑張ります」と笑顔でラオウ節。今季3度目の3連勝を果たしたチームとともに、逆襲の気配が漂ってきた。 (阪井 日向)

 《宗が勝負強さを発揮》宗が先制打を放った前日に続き、勝負強さを発揮した。2点劣勢の6回1死二、三塁で右翼線へ同点の2点二塁打。「練習でやってきていることが徐々にできてきている」とうなずいた。5学年上ながらイジり合う間柄の杉本には「ラオウさんが打つと、チームがグッと乗ってくるところがあると思う。本人も自覚していると思いますし、もっと打ってもらいたい」と期待を込めていた。

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