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HRダービーはテオスカー・ヘルナンデスが初出場優勝!シーズン同様の勝負強さ発揮 大谷翔平の助言も奏功

2024年07月16日 11:53

野球

HRダービーはテオスカー・ヘルナンデスが初出場優勝!シーズン同様の勝負強さ発揮 大谷翔平の助言も奏功
ホームランダービーに出場したドジャースのT・ヘルナンデス(AP) Photo By AP
 大リーグのオールスター戦前日恒例となっているホームランダービーが15日(日本時間16日)、レンジャーズの本拠、テキサス州アーリントンのグローブライフ・フィールドで行われ、ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手(31)が初出場で初優勝を飾った。ドジャースの選手としては初めてで、優勝賞金100万ドル(約1・5億円)を手にした。
 1回戦は8選手中、4位となる19本を記録し、準決勝に進出。準決勝はフィリーズ・ボームとの延長戦を制し、決勝に駒を進めた。1回戦ではタイムアウト中に大谷から「左中間、なるべくセンター方向に向かって打て」とアドバイスがあったことを明かした。

 決勝は14本を放ち、ウィットの13本を上回って栄光を手にした。後攻のウィットが1本差にまで迫る激戦となり、スタンドのファンは総立ちで大熱狂した。

 優勝が決まると、同僚で裏方に徹したグラスノーが大喜び。昨年王者のブルージェイズ・ゲレロも大はしゃぎで喜んだ。

 球場内で行われた優勝インタビューで「プレッシャーを感じてました。信じられません。今感じてるすべてのことを言葉で言い表せません」とT・ヘルナンデス。「優勝出来たことをうれしく思います」と満面の笑みで白い歯を輝かせた。

 その後、「ついに優勝できて本当にうれしい」とニッコリ。打撃投手を務めたイーベル三塁コーチに「以前もHRダービーで優勝したことがあるので経験を信じました」と感謝した。

 また、ゲレロにも「以前HRダービー優勝したことあるので、彼のアドバイス“とにかく落ちついて”ということを信じた」と感謝。「今日はとにかく楽しめた。友達、家族の前で素晴らしいプレーができて喜んでいます」と笑みが絶えなかった。

 T・ヘルナンデスは大谷翔平と仲が良いことで知られ、大谷が本塁打を放った際はヒマワリの種を投げて祝うことで知られる。また、打線では中軸に座り、勝負強さを発揮している。

 今季成績は95試合で打率・261、19本塁打、62打点。

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