【甲子園】母の感性と兄のスピリットが育んだ猛虎魂 大阪桐蔭・中野が名前に「虎」を持つのはダテではない

2024年08月09日 05:00

野球

【甲子園】母の感性と兄のスピリットが育んだ猛虎魂 大阪桐蔭・中野が名前に「虎」を持つのはダテではない
<大阪桐蔭・興南>8回、無失点に抑えベンチに戻る大阪桐蔭・中野(撮影・大城 有生希) Photo By スポニチ
 【第106回全国高校野球選手権大会第2日・1回戦   大阪桐蔭5ー0興南 ( 2024年8月8日    甲子園 )】 <記者フリートーク アマ野球担当・河合洋介>
 虎党一家に生まれた大阪桐蔭・中野の名前には「虎」が入っている。ただし兄の名前には「虎」がつかず、弟として「大虎」と命名された。

 「長男は虎が入るような顔ではなかったけど、次男が生まれてきたときの顔を見て“虎でいける!”と思った」。母・久美さんの感性が働いた。

 中野は「まだ言葉が分からない赤ちゃんの頃から怒られていた」と振り返る。母が大切にする「嫌なことがあっても顔に出すな」の教えを守ることで長所とする勝負強さが身についた。帽子のつばには「猛虎魂」の文字。「兄がよく“魂、魂”と言っているので」。熱投の原点には名前に「虎」がない兄にも宿る中野家の猛虎魂があった。

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