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“大谷以降”のエンゼルス 期待の有望株が次々に成長 ワシントン監督「彼らのプレーを誇りに思う」

2024年08月09日 13:16

野球

“大谷以降”のエンゼルス 期待の有望株が次々に成長 ワシントン監督「彼らのプレーを誇りに思う」
ヤンキース戦に勝利後、取材に応えるエンゼルスのワシントン監督 (撮影・杉浦大介通信員) Photo By スポニチ
 【ア・リーグ   エンゼルス9―4ヤンキース ( 2024年8月8日    ニューヨーク )】 エンゼルスは8日(日本時間9日)、ニューヨークでのヤンキース戦に9-4で勝ち、敵地でのシリーズで2勝1敗と勝ち越し。伝統のヤンキースタジアムでのエンゼルスのシリーズ勝利は、大谷翔平選手が所属する前年の2017年以来のこととなった。
 トラウト、レンヒーフォの故障離脱もあって今季も51勝64敗とプレーオフはすでに絶望的な状況。トレード期限前には守護神エステベス投手を放出したが、それでも直近の5戦中4勝、10戦中6勝と調子を上げている。72歳の老将ワシントン監督も「彼らのプレーを誇りに思う」と上機嫌だった。

 この日は22歳のシャヌエルが3安打1本塁打、前日にダブルヘッダー2試合で合計8打点と爆発した23歳のネトも3安打と1、2番が好調。さらに25歳のアデルが7試合連続安打、24歳のオハピーもチーム1位タイの16本塁打、23歳の105マイル右腕ジョイスが22回2/3無失点を続けるなど、多くの若手選手が活躍している。

 まだ本格的に勝てるようになるまでには時間がかかるかもしれないが、内野手のステファニックは「素晴らしい若手のコアが属している。このチームはこれからどんどん向上していくと思う」と目を細める。大谷から「多くを学んだ」というが「翔平が移籍して、状況が大きく変わった」と話すシャヌエルをはじめ、“大谷以降”のエンゼルスの若手たちの活躍が少しずつ楽しみになってきた。(ニューヨーク 杉浦大介通信員)

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