巨人・菅野「勇人さんの本塁打の時に叫び過ぎて声がつぶれちゃいました!」12勝目で声ガラガラお立ち台

2024年08月25日 16:43

野球

巨人・菅野「勇人さんの本塁打の時に叫び過ぎて声がつぶれちゃいました!」12勝目で声ガラガラお立ち台
<巨・中>7回、坂本が2ランを放ちベンチの菅野がガッツポーズで迎える(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人2―0中日 ( 2024年8月25日    東京D )】 巨人が0―0の無安打で迎えた7回に飛び出した坂本勇人内野手(35)の72日ぶりとなる一振りで連勝を決めた。わずか2安打でチームはリーグ60勝一番乗り。先発の菅野智之投手(34)は7回1/3を無失点の快投を見せ両リーグトップの12勝目(2敗)を挙げた。
 6回まで相手先発左腕・大野の前に無安打。あと9人…緊張感が高まる7回だった。先頭のモンテスが中前に安打を放ち、場内から大歓声が沸いた。ここでベンチが動く。モンテスに代走・若林。4番・岡本和は右飛に倒れたが、続く坂本が大野が投じた初球の内角低め直球を迷わずフルスイング。打球はグングンと伸びて左翼席ギリギリに飛び込んだ。

 ベンチ前で坂本の一発をガッツポーズで出迎えた先発の菅野は7回1死を奪ったところでお役御免。高梨がしっかりと無失点で切り抜けると最後は守護神・大勢が締め21セーブ目を挙げた。

 菅野は坂本の次にお立ち台に立ち、ガラガラの声で「勇人さんの本塁打の時に叫び過ぎて声がつぶれちゃいました!」と値千金の一発を放った坂本に敬意を示して、本拠ファンの笑いを誘った。しびれる投手戦を振り返り「久しぶりだな、と。雄大さんも気合入っていましたし、先にマウンド下りないぞっていう気持ちで、最後まで投げてやろうっていう気持ちで投げました」とニッコリ。内容については「序盤は先頭が毎回出ていたんで…しゃべりづらいです」とガラガラの声で絞り出し、再びスタンドを沸かせた。坂本の一発には「チームにとっても大きかったと思います。負けられない一戦だったので、この勝利は大きいと思います」。12勝10敗。貯金を10つくりだしたエースは「声を治して来週も頑張ります!」とスタンドに笑顔で宣言した。

 ▼坂本 菅野も頑張っていたし、一振りで仕留められて良かったです。

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