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ドジャースはポストシーズン6連敗中 パドレスには22年地区Sで1勝3敗 突破の鍵は…

2024年10月05日 15:00

野球

ドジャースはポストシーズン6連敗中 パドレスには22年地区Sで1勝3敗 突破の鍵は…
大谷(右)と談笑するダルビッシュ Photo By スポニチ
 ナ・リーグ西地区3連覇を果たしたドジャースは、日本時間6日からポストシーズンに臨む。地区シリーズはワイルドカードシリーズでブレーブスを破ったパドレスと対戦する。ド軍は12年連続でポストシーズン進出を決めたが、過去11年でワールドシリーズを制したのは新型コロナウイルスの影響によってレギュラーシーズンが60試合に短縮された2020年の1度だけ。それ以前のワールドシリーズ制覇は1988年までさかのぼる。近年のチームのポストシーズンを振り返る。
 記憶に新しいのはやはり、昨年の地区シリーズだろう。同地区ダイヤモンドバックスと激突し、初戦で左腕・カーショーが初回1死しか取れず、6安打1四球6失点でKOされた。第2戦も先発・ミラーが2回途中3失点で降板し敗戦。第3戦も先発・リンが3回にポストシーズン史上初となる1イニング4被弾を喫して敗戦。シーズン100勝と無類の強さを見せたが、まさかの3連敗で終戦した。

 2022年も地区シリーズでパドレス相手に1勝3敗で終戦。初戦を取ったが、第2戦から3連敗を喫し、レギュラーシーズン111勝と圧倒的な数字で地区優勝を果たしたチームが、89勝で同地区2位だった相手に足元をすくわれた。

 2021年はワイルドカードシリーズからの出場で、カージナルスに勝利。地区シリーズもジャイアンツに3勝2敗で突破。ただ、リーグ優勝決定シリーズでブレーブスに2勝4敗で敗れ、あと一歩のところでワールドシリーズ出場を逃した。

 コロナ禍により、レギュラーシーズンが60試合と短縮シーズンだった2020年はワイルドカードシリーズをブルワーズに2勝し突破。地区シリーズではパドレスに3連勝すると、リーグ優勝決定シリーズは4勝3敗でブレーブスに勝利。ワールドシリーズでも4勝2敗でレイズを下し、世界一に輝いた。

 過去5年のポストシーズンは20勝17敗だが、2022年のパドレスとの地区シリーズ第2戦から6連敗中となっている。

 22試合の登板で9勝を挙げたグラスノー、キャリア初の2桁11勝をマークしたストーン、さらに通算212勝の“レジェンド”カーショーが故障離脱中。第1戦の先発を務める山本も右肩故障からの復帰直後とあり、今季も昨季同様に先発陣が手薄な状態でポストシーズンに突入したドジャース。昨季はベッツ、フリーマンが不振だったことも敗戦に直結した。今季は大谷やT・ヘルナンデスが加入。層が厚くなった打線がどこまで奮起し、投手陣を助けられるかが勝敗の鍵を握りそうだ。

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