ソフトバンク・大関「結果的に相手に流れを与えて…」 復活の日本S初登板も無念の降板

2024年11月01日 06:00

野球

ソフトバンク・大関「結果的に相手に流れを与えて…」 復活の日本S初登板も無念の降板
<ソ・D>3回途中で降板する大関(左)(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 【SMBC日本シリーズ2024第5戦   ソフトバンク0―7DeNA ( 2024年10月31日    みずほペイペイD )】 必死に粘ったが、悔しさが残る日本シリーズ初登板となった。第5戦の先発マウンドを託されたソフトバンクの大関が、2回2/3を投げて1失点ながら敗戦投手となった。
 「2回以降、力みからかコントロールを乱してしまった。先制点は取られないように投げようと思っていたが、結果的に相手に流れを与えてしまい悔しかったです」

 初回に2死一、二塁、2回にも2死満塁とピンチを背負いながらも無失点に抑えた。しかし、3回に2死一、二塁から筒香に中前適時打を浴び、ついに先制を許す。4安打4四死球で、この時点で球数は79球。なお2死一、二塁で松本晴が2番手として送られた。

 今季は自己最多の8勝をマーク。左大円筋損傷のために終盤戦で離脱し、1軍戦は9月18日の日本ハム戦以来、約1カ月半ぶりだった。小久保監督によると先発とはいえ3~4イニングの想定で「一応は予定通り」の継投。「一人、一人を全力で抑えにいきたい」との言葉通りに最少失点には抑えたが、連敗で相手に傾いていた流れを引き戻す快投とはいかなかった。

 4回に3番手・前田純が牧に痛恨の3ランを被弾。投手陣は今シリーズワーストの13安打7失点を喫した。移動日を挟んでの敵地では第6戦に有原、第7戦にモイネロと2本柱が先発予定。ここから巻き返す。 (木下 大一)

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