恒成、王者・井岡撃ちへ「過去最高に順調」秘策入手、弱点つかんだ

2020年12月19日 05:30

格闘技

恒成、王者・井岡撃ちへ「過去最高に順調」秘策入手、弱点つかんだ
練習を公開した田中恒成(畑中ボクシングジムAndre提供) Photo By 提供写真
 【WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦   同級1位・田中恒成―王者・井岡一翔 ( 2020年12月31日    大田区総合体育館 )】 プロボクシングで日本男子2人目の世界4階級制覇を狙う挑戦者の田中が18日、名古屋市内の所属ジムでオンライン公開練習に臨んだ。シャドーやミット打ちなど計6回で軽快に動き、順調な仕上がりを印象づけた。「過去最高に順調。目を離さず、目に焼き付けてほしい。最後の1秒まで倒しにいく」とKOによる完勝を誓った。
 畑中清詞会長の“電話取材”により、18年末に井岡に判定勝ちした世界4階級制覇王者ドニー・ニエテス(フィリピン)から極秘情報を得たという。「(井岡には)弱点が2つぐらいある」。その詳細を伏せながらも「自分の考えとリンクしていたり、参考にしたり」とKOへの組み立てを練っているもようだ。

 また、井岡が標的の一人とするWBC王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)について「戦って勝つ自信がある。ぜひやりたい」と言及。井岡戦に勝てば複数団体統一に乗り出す構えを示し、大みそか決戦へ自信をにじませた。

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