ゴロフキン、無敗の挑戦者に7回TKO勝利 通算21度防衛はミドル級歴代1位に

2020年12月19日 11:56

格闘技

 プロボクシングのIBF世界ミドル級タイトルマッチ12回戦は18日(日本時間19日)、米フロリダ州ハリウッドのハードロック・ホテル&カジノで行われ、王者ゲンナジー・ゴロフキン(38=カザフスタン)が指名挑戦者で同級3位のカミル・シェルメタ(31=ポーランド)に7回終了TKO勝ちし、初防衛戦に成功した。戦績はゴロフキンが41勝(36KO)1敗1分け、シェルメタはプロ初黒星で21勝(5KO)1敗。
 元3団体統一ミドル級王者のゴロフキンが序盤から圧倒した。1回終了間際に左フックでダウンを奪うと、2、4、7回と計4度のダウンを奪い、7回終了後にシェルメタ陣営が棄権を申し入れた。
 ゴロフキンは昨年10月5日のセルゲイ・デレビヤンチェンコ()との王座決定戦以来1年2カ月ぶりのリングだったが、ブランクを感じさせず、完勝で健在ぶりを証明。通算21度の防衛はバーナード・ホプキンス(米国)氏を上回りミドル級の防衛回数で歴代1位となった。

 18年9月にゴロフキンを破ったWBA世界スーパーミドル級正規王者のサウル・“カネロ”・アルバレス(30=メキシコ)は19日(日本時間20日)に米テキサス州サンアントニオでWBA同級スーパー王者カラム・スミス(30=英国)と対戦する。21年には、ゴロフキンとカネロの3度目の対決も期待されている。

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