“具志堅2世”宝珠山、東日本新人王決勝戦へ闘志「熱い試合をしたい」 

2020年12月19日 18:49

格闘技

“具志堅2世”宝珠山、東日本新人王決勝戦へ闘志「熱い試合をしたい」 
<東日本新人王決勝戦・フライ級4回戦>計量をパスしら宝珠山晃(左)と苗村修悟(東日本ボクシング協会提供) Photo By 提供写真
 プロボクシングの東日本新人王決勝戦(20日、後楽園ホール)の前日計量が19日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、フライ級の決勝で激突する宝珠山晃(24=三迫)と苗村修悟(26=SRS)は、ともにリミットの50.8キロで一発でクリアした。
 宝珠山は白井・具志堅ジムでプロ生活をスタートさせ、当時会長だった具志堅用高氏からも「具志堅2世」と期待されていた逸材。ジム閉鎖のため、移籍を余儀なくされたものの、三迫ジムでは前日本スーパーフライ級王者の中川健太らとのスパーリングで腕を磨いてきた。その中川は14日にWBO同級王者・福永亮次(角海老宝石)とのアジア3冠戦に敗れて王座から陥落してしまったが、宝珠山は「泣きそうになるぐらい熱い試合だった。自分は新人王でレベルは違うけど、同じように熱い試合をしたい」と刺激を受けた。

 対戦相手の苗村が所属するSRSジムの坂本博之会長とは同じ福岡出身。以前、出稽古で訪れた時に坂本会長から「決勝で会おう」と言われたという。苗村について「確実にハードパンチャー。坂本さんが教えている選手なので間違いなく気持ちも強いと思う」と警戒しつつ、「自分の長所である足を使ってボクシングをしたい。接近戦になっても対処できる準備はしてあります」と自信を示した。

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