拳四朗の父・永氏独占手記「ホッとした」「真価問われるのはこれから」
2021年04月25日 05:30
格闘技
私は“良いお父さん”ではありませんでした。拳四朗が生まれてから9歳までは現役だったので、自分のことだけで毎日が精いっぱい。初めて何かしてやろうと考えたのは、中学3年の時かな。高校進学のためにボクシングを教えました。
プロになってからはスパーリングの相手を求めて、あちこちのジムに連れていきました。三迫ジムで加藤健太トレーナーと出会い、徐々に親から離れる形にはなったけど、寂しいとは思わなかった。選手が一番いい環境でやるべき。自分も選手だったから、そう思うのかもしれません。
次の目標は連続防衛の記録更新。できれば年内に、まずは10回をクリアさせたい。もちろん統一戦も視野に入れています。本人の年齢や体重的なことを考えれば、今後は時間との戦いだとも思っています。(元東洋太平洋ライトヘビー級王者、BMBジム会長)