【WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦 ●同級1位・久田哲也 判定 王者・寺地拳四朗○ ( 2021年4月24日 エディオンアリーナ大阪 )】
2度目の世界挑戦も判定負けで終わった久田は引退を表明した。「やりきった。悔いはありません。引退します」。03年11月デビューから47戦、17年半を思い返しながら「長く応援してくれた方のおかげ」と感謝した。
昨年12月に他界したジムの先代会長、原田実雄さんに吉報を届けられず「ごめんなさい」と絞り出した。王者について「ジャブや(右の)ノーモーションが見えづらい。もらっても大丈夫と、打たせたのが失敗」と脱帽した。