藤岡奈穂子、戦うのは「強さを証明するため」 敵地での王座統一戦に闘志

2022年04月08日 09:20

格闘技

藤岡奈穂子、戦うのは「強さを証明するため」 敵地での王座統一戦に闘志
<WBA・WBC女子世界フライ級王座統一戦>公式会見でWBC王者エスパーザ(左)とフェースオフするWBA王者・藤岡奈緒子。会場では巨大モニターに映し出された Photo By 提供写真
 プロボクシングWBA・WBC女子世界フライ級王座統一戦の最終公式会見が7日、米テキサス州サンアントニオで行われ、WBA王者・藤岡奈穂子(46=竹原慎二&畑山隆則)、WBC王者マーレン・エスパーザ(32=米国)がそろって出席した。
 米国に向けて出発した。日本人の世界王者が米国で他団体王者と統一戦を行うのは史上初。「5階級制覇のライジングサン」と紹介された藤岡は、エスパーザを知っているかて問われると、「もちろん。彼女は五輪金メダリストで偉大なファイター、そして母親であり、赤ちゃんがいる」と英語で回答。なぜ、戦うのか?の問いには「強さを証明するため」と日本語で答えた。

 会見後には10秒間のフェースオフ。最後は笑顔で握手を交わし、健闘を誓い合った。

 日本人で唯一、世界5階級制覇を達成している藤岡は、昨年7月に米ロサンゼルスでWBAフライ級王座の3度目の防衛に成功し、米国での世界戦で日本人女子初勝利。新たな挑戦として選んだのが他団体王者との統一戦。敵地での戦いとなるため、日本を出発前には「厳しい戦いになることは覚悟している。KOもしくはTKOで終わらせたい」と話していた。

おすすめテーマ

格闘技の2022年04月08日のニュース

特集

格闘技のランキング

【楽天】オススメアイテム