【ボクシング・IBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ 王者・尾川堅一(34=帝拳)26勝18KO1敗1分け1無効試合 <12回戦> 同級3位ジョゼフ・コーディナ(30=英国)14勝8KO ( 2022年6月4日 英ウェールズ・カーディフ )】
完全アウェーでの初防衛戦に臨む王者・尾川が2日、カーディフ市内で開かれた最終記者会見に出席した。興行を主催する英プロモート大手マッチルーム社のエディー・ハーン会長の右隣に座り、会見中は終始厳しい表情。それでも地元出身の挑戦者コーディナのKO宣言を聞くと「(試合を)やれば分かると思う。土曜日(4日)のリングが楽しみですね」と不敵に話した。
“ウェールズの魔術師”の異名を取る技巧派コーディナが、自身のテクニックと尾川のパワーの戦いと指摘すると「エキサティングな試合ができれば僕に分があると思う。僕はどんどん攻めるので、コーディナ次第ですね」と挑発的に“魅せるボクシング”を予告。ハーン氏から「日本にベルトを持って帰る自信はあるか?」と聞かれ、「もちろん!」と締めくくった。