プロボクシング・田中恒成「早く世界戦をやりたい」29日の再起2戦目へ公開スパー
2022年06月02日 18:25
格闘技
再起2戦目は東京・後楽園ホールでWBOAPスーパーフライ級王者の橋詰将義(28=角海老宝石)に挑戦する。この試合は恒成にとって、あくまで通過点という位置づけだ。
「早く世界戦をやりたいし、早く世界チャンピオンになりたい。(世界再挑戦は)早ければ年内に、それが厳しければ来年というのが目標。この階級の(世界)チャンピオンは強いので。この試合の先を見て、その選手を倒す練習を今も続けている」
自身の適正階級と認識しているスーパーフライ級で現在の世界ランクはWBO3位、IBF5位、WBC7位につける。「この階級で実績をたくさん残したい。この階級にいる強い選手を全員倒したい。4つのベルトを全部取りたい」と野望を抱く。そのためにも、まず目前の試合快勝しなければならない。
「今回いい勝ち方をすれば、ランクはもっと上がるだろうし、(所属ジムの畑中清詞)会長にどういう試合を見せるのか、内容が問われる」。畑中会長から世界再挑戦へのゴーサインを勝ち取るためにもモチベーションは高い。
昨年12月の再起戦後から髪を伸ばしている。側頭部と後頭部だけ刈り込み、長い部分をまとめた、ちょんまげ姿だ。「どこまで伸ばすか決めていない。長ければ(今回の)試合では編み込むしかないかな」。リングでは本来の強さを取り戻した姿とともに、コーンロウヘアも披露することになるかもしれない。