井岡はニエテスに雪辱すれば大みそかに統一戦か ロマゴンとの対戦も希望

2022年06月02日 14:34

格闘技

井岡はニエテスに雪辱すれば大みそかに統一戦か ロマゴンとの対戦も希望
<WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ・井岡一翔記者会見>ファイティングポーズでフォトセッションに応じる井岡(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【ボクシング・WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ   王者・井岡 一翔― 同級1位 ドニー・ニエテス ( 2022年6月2日    東京・大田区総合体育館 )】 4階級制覇のWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔が改めて王座統一戦に意欲を示した。2日に都内で会見を開き、18年大みそかに敗れているニエテス相手の5度目の防衛戦を正式発表。「望んでいた統一戦ではなく、指名試合の時期になってしまった。昨年流れた統一戦を実現したかったが、自分が行きたい場所へ行くために勝つ気持ちでいます」と話し、ニエテスにリベンジした後の統一戦の相手としてIBF王者か、WBC同級ダイヤモンド王者ローマン・ゴンサレス(34=帝拳、ニカラグア)の名前を挙げた。
 井岡は当初、昨年大みそかにIBF同級王者ジェルウィン・アンカハス(30=フィリピン)との2団体王座統一戦を予定していたが、新型コロナウイルスの感染再拡大により外国人の新規入国が禁止されたため延期に。お互いに試合を挟んで時期を待つことになったが、井岡が大みそかに福永亮次(35=角海老宝石)の挑戦を退けたのに対し、アンカハスは今年2月、フェルナンド・マルティネス(30=アルゼンチン)に判定負けして王座から陥落。統一戦は白紙となっていた。

 井岡はアンカハスの敗戦を「まさか負けてしまってビックリした。なかなか思うようにいかないと、統一戦の難しさをさらに痛感した」と苦笑い。それでも「彼(アンカハス)も同じ相手(マルティネス)と再戦するみたいなので、その結果次第では大みそかに統一戦をしたいなと思っています」と明かした。一方で「別にIBFにはこだわりはない」とし、水面下で対戦交渉が進んでいたと昨年報じられたローマン・ゴンサレスについて「(試合が)できるという話が進んでいたので、できたらローマン・ゴンサレス選手の方がやりたいですね。誰もが知っている選手ですし、評価も高いので」と対戦を希望した。

おすすめテーマ

格闘技の2022年06月02日のニュース

特集

格闘技のランキング

【楽天】オススメアイテム