WBOAPライト級王座挑戦の中谷正義が公開スパー 対王者・吉野は「接近戦が鍵」

2022年10月04日 17:36

格闘技

WBOAPライト級王座挑戦の中谷正義が公開スパー 対王者・吉野は「接近戦が鍵」
11月1日の試合に向けてスパーリングをする中谷正義(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【プロボクシングWBOアジア・パシフィック・ライト級タイトルマッチ12回戦 ( 2022年11月1日    さいたまスーパーアリーナ )】 WBOアジア・パシフィック・ライト級王者の吉野修一郎(31=三迫)に挑戦する元東洋太平洋同級王者の中谷正義(33=帝拳)が4日、都内の所属ジムでスパーリングを公開した。
 日本ライト級王者の宇津木秀(28=ワタナベ)と3ラウンドの手合わせ。長いリーチとパワーで宇津木を翻弄(ほんろう)し、最後は試合でフィニッシュに持ち込むような猛ラッシュをかけて周囲を驚かせた。

 昨年6月に元世界3階級制覇王者ワシル・ロマチェンコ(34=ウクライナ)に9回TKO負けした中谷正は今年6月、1年ぶりの再起戦でフィリピン人選手に1回KO勝ち。WO世界ライトフライ級王座に挑戦する岩田翔吉(26=帝拳)と9月中旬に千葉県成田市で走り込み合宿を行い、この日が初の本格的スパーだったが「いい調子で練習できている。試合までしっかり仕上げたい」と抱負を話した。

 かつて東洋太平洋王座を11度防衛しただけに、タイトルマッチについては「プレッシャーはないけど、ありがたい試合と思っている」とクール。注意点には「接近戦が相当強いと思う。そこでだいたいの選手がやられている。そこで僕がどう戦うかが鍵になってくる」と指摘した。

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