WBCフライ級王者・中谷潤人がプロ最長2カ月のロス合宿から帰国 Sフライ級でデビューへ180Rスパー

2022年10月04日 18:56

格闘技

WBCフライ級王者・中谷潤人がプロ最長2カ月のロス合宿から帰国 Sフライ級でデビューへ180Rスパー
ロサンゼルス合宿から帰国した中谷潤人(左)と弟の龍人マネジャー Photo By スポニチ
 【プロボクシング スーパーフライ級10回戦 ( 2022年10月4日    さいたまスーパーアリーナ )】 WBO世界フライ級王者・中谷潤人(24=M・T)が4日、強化合宿を行っていた米ロサンゼルスから羽田空港に帰国した。スーパーフライ級デビュー戦のフランシスコ・ロドリゲス(29=メキシコ)とのノンタイトル10回戦へ向け、8月中旬からプロ最長となる約2カ月の合宿を敢行。現地ではバンタム級やスーパーバンタム級の選手と計180ラウンドのスパーリングを消化したと明かし「いろいろと試せる期間もあったので、成長につながったと実感できている。あとは日本でしっかり、11月へ向けて仕上げたい」と意気込んだ。
 4月に山内涼太(27=角海老宝石)に8回TKO勝ちして2度目の防衛に成功。恒例のロス合宿を6月中旬から約1カ月行ったが、試合前2度目となる今回は異例の長さで、マネジャーライセンスを取得した弟の龍人さん(22)が同行してサポートを行った。ロドリゲスを「実績のある元(ミニマム級)世界王者」と評し、「自分も気合が入っている。スーパーフライ級でもしっかりパフォーマンスできるところを皆さんに見せたい。試合でも自信につなげていきたい」と抱負を述べた。

 前回の合宿はルディ・エルナンデス・トレーナーの指示で、本来とは逆のオーソドックスで全てのスパーリングを実施。今回はサウスポーとオーソドックスの割合を7:3で使い分けたとし、スイッチが「流れの中で自然と出れば自信になる。強みになれば」と話した。体重を合宿で約3キロ落とし、残る減量は5、6キロ程度。5日から練習を再開し、今後は3、4人のパートナーを相手にスパーリングで仕上げる。

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