プロ初黒星…京口紘人と一問一答「今までの負け以上に悔しい」 ダウン後の反撃は「記憶にない」
2022年11月01日 23:22
格闘技
――試合を終えての感想は。
「楽しんでくれたファンはいると思うけど、自分は結果が出せなかったので悔しい気持ちでいっぱい」
――ダウンを喫した後の反撃があった。
「見てくれていたスタッフにも、“ダウンした後の反撃は良かった”と評価していただいたけど、自分としては記憶にない反撃だった。反撃はトレーニングしてきたからこそ出たと思うけど、(勝利という)結果に結びつかなかったのは悔しい。悔しい思いが強くて、“あの時良かったな”っていう思いは、まだ振り返ることができない。記憶があいまいなので。悔しいけど、やり切ったなっていうのはある」
――誤算や想定外だったことは。
「戦前から一級品のジャブを打つ選手とっていうのは、自分も陣営も(理解していたので)いかに、そのジャブに(対抗するか)調整してきたけど、思った以上に強いジャブだった。(練習で)やってきたことは出せたかなと思うけど、WBCのチャンピオンは強かった」
――拳四朗の強さをどう表現する?
「戦いながら“どう崩そうかな”と思ったけど、8度防衛したことのあるチャンピオンだし、その強さは肌で感じた」
――5回にダウンから反撃。6回のプランは。
「一度目のダウンの前後の記憶がない。(ダウンの後の反撃は)練習してきたことだったけど、結果が出なかったのは悔しく思う。ただ、自分が持てる力を全部出せたのかな」
――プロ初黒星の受け止めは。
「デビューする前の2015年が最後の負けだった。約7年ぶりかな。懐かしいなっていう思いもある。プロはたくさんの人たちに応援してもらっている中で、プロ初黒星は悔しい。人間いつか、こういう負けはいずれ来るものだと思っていたけど、負けが悔しいというよりも、たくさんのサポートがあった中で結果が出せなかったことが悔しい。今までの負け以上に悔しい」
――この黒星を次に生かしたい気持ちは。
「簡単に“次、頑張ります”という言葉は言えなくて。現時点では、言えない。少しゆっくりしたい」
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