中谷潤人「いつ来てもいい。どんなチャンピオンにも勝てるように作り上げる」井岡戦を視野に世界へ

2022年11月01日 20:31

格闘技

中谷潤人「いつ来てもいい。どんなチャンピオンにも勝てるように作り上げる」井岡戦を視野に世界へ
<スーパーフライ級10回戦 中谷潤人・フランシスコ・ロドリゲス・ジュニア>10回、ロドリゲス(右)にパンチを浴びせる中谷潤(撮影・島崎 忠彦) Photo By スポニチ
 プロボクシングのスーパーフライ級10回戦は1日、さいたまスーパーアリーナで行われ、前WBOフライ級王者の中谷潤人(24=M・T)はWBOスーパーフライ級3位のフランシスコ・ロドリゲス(29=メキシコ)に3―0判定勝利を収めた。
 スーパーフライ級に階級を上げても強さを発揮した中谷は「自分のパンチも効いているという収穫もあった。もっとリラックスして力みなくスーパーフライ級にアジャストしていきたい」と手応えを口にした。

 序盤は少し押される場面もあり「相手のプレッシャーが強かったので、ごちゃごちゃに巻き込まれてしまった。相手の独特な伸びのあるパンチやサウスポーからのジャブが飛んできたので、そこは反省点ですね」と分析。「この階級でチャンピオンになるために修正することや課題がたくさん見つかったので、また強くなれると思います」と前を向いた。

 WBO同級王者・井岡一翔(33=志成)の指名挑戦者になることが濃厚に。井岡は昨年9月、ロドリゲスに3―0の判定勝利を収めているが、今回の中谷の方が点数の差は大きかった。「相性的なものもあるから何とも言えない」と謙遜していたが、井岡と戦える強さを示したことは確か。「いつ来てもいいという気持ちで整えていきたい。どんなチャンピオンにも勝てるように作り上げていきます」と次のタイトルマッチを見据え「必ず世界スーパーフライ級チャンピオンになります」と力強く宣言した。

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