米リング誌選出の22年MVPもビボル 候補入りの尚弥、拳四朗は受賞ならず

2023年01月14日 07:46

格闘技

米リング誌選出の22年MVPもビボル 候補入りの尚弥、拳四朗は受賞ならず
井上尚弥 Photo By スポニチ
 米国で最も権威のあるボクシング専門誌リングマガジンは13日、2022年の年間最優秀選手(ファイター・オブ・ジ・イヤー)にWBA世界ライトヘビー級王者ドミトリー・ビボル(32=ロシア)を選んだ。ビボルは全米ボクシング記者協会(BWAA)の年間最優秀選手にも選ばれていた。
 前4団体統一世界バンタム級王者・井上尚弥(29=大橋)とWBAスーパー&WBC統一世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(31=BMB)は前WBC世界スーパーフライ級王者ジェシー・ロドリゲス(22=米国、帝拳)とともに4人の候補者に入っていたが、BWAAに続いて受賞はならなかった。ビボルは22年5月に4団体統一世界スーパーミドル級王者サウル・“カネロ”・アルバレス(32=メキシコ)、同11月には元WBO同級王者ヒルベルト・ラミレス(31=同)を連破していた。

 年間最高試合(ファイト・オブ・ジ・イヤー)は22年3月12日に英ノッティンガムで行われたWBA世界フェザー級タイトルマッチ、正規王者リー・ウッド(英国)―マイケル・コンラン(アイルランド)。11回までの採点はコンランがリードしていたが、最終回にウッドが連打でコンランを倒してTKO勝ち。失神したコンランがリング下へ転落する衝撃の幕切れで、年間最高KO賞(ノックアウト・オブ・ジ・イヤー)にも選出された。

 年間最高若手有望選手賞(プロスペクト・オブ・ジ・イヤー)は東京五輪ライト級で銀メダルを獲得したプロ7戦全勝(5KO)の23歳、キーショーン・デービス(米国)。年間最高イベント(イベント・オブ・ジ・イヤー)は22年4月30日に米ニューヨークのマジソンスクエアガーデンを満員にした4団体統一女子世界ライト級タイトルマッチ、王者ケイティー・テイラー(アイルランド)―アマンダ・セラノ(プエルトリコ)で、同4月9日にさいたまスーパーアリーナで行われたWBA&IBF世界ミドル級王座統一戦、ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)―村田諒太(帝拳)も候補に入っていた。

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