井岡一翔「自分も倒れる覚悟」 フランコと壮絶打ち合いに「その戦いでしか勝てないと思った」

2023年06月24日 21:52

格闘技

井岡一翔「自分も倒れる覚悟」 フランコと壮絶打ち合いに「その戦いでしか勝てないと思った」
<WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ>タイトルマッチを制し、感極まる井岡(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチが24日、大田区総合体育館で行われ、前WBO王者の井岡一翔(34=志成)がジョシュア・フランコ(27=米国)とのダイレクトリマッチに判定で勝利した。大麻成分検出騒動に揺れる中、自身3度目となった再戦を白星で飾り、昨年大みそかドローに終わったフランコと完全決着をつけることに成功した。
 試合後、井岡は放送席でのインタビューに応じ、ゲスト解説を務めた千原ジュニアとガッチリと握手して勝利の喜びを分かち合った。ジュニアから「大みそかから対峙して、“あれ?デカいな、やっぱり”みたいな感覚はあったんですか?」と質問された。

 井岡は「デカいなとかそこまでの意識はなかった」としつつ「前回もそうですけど、出てこさせると圧力がどんどんかかってくるので、打ち勝つしかないって思った。自分も倒れる覚悟で打ち合いに勝つっていう思いで臨みました」とフランコとの再戦を振り返った。

 中盤以降から足を止めて打ち合いに持ち込んだ井岡は「その戦いでしかあの相手に勝てないと思ったので、腹くくって打ち合った」と世界王座返り咲きへ打ち合いを覚悟していたことを明かした。

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