【FEDELTA presents TREASURE BOXING PROMOTION 4 WBOアジア・パシフィック・スーパーウェルター級タイトルマッチ12回戦 ( 2023年10月12日 東京・有明アリーナ )】
WBOアジア・パシフィック・スーパーウエルター級王者の井上岳志(33=ワールドスポーツ)が、同級15位ティーラナン・マートサーリー(タイ)に6回2分2秒TKO勝ちし、2度目の防衛に成功した。
序盤からボディージャブを次々とヒットさせ、5回に上下の打ち分けから2度のダウンを演出。6回にも右ストレート、右フックで2度ダウンを演出し試合を終わらせた。「いつもダウンを取るときは苦しまぎれだったが、今回は右ストレートで狙って3回倒すことができた」と納得の表情を浮かべた。
今年5月にフィリピンで防衛戦を行い、ドローで防衛。「悔しい思いもした」とこの試合に向けては、これまでの正面構えから半身に変更した結果が奏功した。現在、3団体で世界ランク入りしている井上は「来年は世界の強豪たちと戦えるように頑張りたい」と強気に話した。