【FEDELTA presents TREASURE BOXING PROMOTION 4 スーパーバンタム級12回戦 ( 2023年10月12日 東京・有明アリーナ )】
元IBFスーパーバンタム級世界王者の小国以載(35=角海老宝石)はボディーに有効打をたたきこみ、カシメロと互角以上に渡り合った。3回にはボディーで優勢に試合を運んで流れを変えたが、無念のドロー。「(出血で)見えなくなっていたし、(ドローは)しょうがないかな」とさばさばと振り返った。
有効だったボディーに関しては「効いていたけど、もう少し上にも打たないと。それが今の実力」と述懐。相手の印象は「強かったです。さすが元3階級王者。思った通りの戦いはできたが、予想外だったのはパワーが落ちなかったこと」と話した。
試合後には「ONE MORE」と再戦を要求したが「向こうに“フレンド~~”(もう友達だよ~)と交わされました」と苦笑い。それでも、約1年半ぶりの試合で十分存在を示した。