井上拓真VS堤聖也を元世界王者たちはどう見た?畑山隆則氏「良い試合だった。思った以上に強かった」

2024年10月13日 22:08

格闘技

井上拓真VS堤聖也を元世界王者たちはどう見た?畑山隆則氏「良い試合だった。思った以上に強かった」
<8大タイトル戦>10回、井上拓(右)に左アッパーを見舞う堤(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【プロボクシングWBA世界バンタム級タイトルマッチ   同級2位 堤聖也(角海老宝石)<12回戦>王者 井上拓真(大橋) ( 2024年10月13日    東京・有明アリーナ )】 ボクシングの元世界王者、渡嘉敷勝男氏(63)、竹原慎二氏(52)、畑山隆則氏(48)が13日にYouTubeチャンネル「渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則 公式チャンネル」で生配信。同日に行われた、挑戦者で元日本バンタム級王者の堤聖也(28=角海老宝石)がWBA同級王者の井上拓真(28=大橋)を破って新王者になった試合を振り返った。
 高2のインターハイ以来、12年越しの再戦となった両者。序盤は拓真が中間距離でショートアッパーを合わせて有利に試合を進めていたが、徐々に堤が手数を出してペースを握り返す。拓真は体を動かしてパンチをかわすが、堤のパンチが止まることはなかった。

 試合が動いたのは10R。堤が出した不意の左フックで拓真がロープダウン。その後は拓真も積極的に出て11R、12Rは打ち合いに会場は大熱狂となって試合終了。判定3―0で堤が新王者に輝いた。

 畑山氏は「堤は思った以上に強かった。良い試合したし、今日は堤の日だった。彼は毎回強引に引きずりこむんだよ。これが強さ」と称えた。竹原氏は「自分のペースに引き込んだ堤くんはすごいね」と称賛し、敗れた拓真についても「拓真は相手の戦い方に付き合っちゃったね」と分析した。

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