「ちびまる子」 新声優・菊池こころの再現ぶりに称賛の声「研究されたんだろうな」「特徴とらえて…」
2024年04月21日 18:53
芸能
2代目まる子の第一声は、オープニングテーマ曲「おどるポンポコリン」のイントロ。まる子ら登場人物がジェットコースターに乗る新映像に合わせた、「みんな~、行っくよ~!」という呼びかけだった。その後、提供読みやエピソードタイトル紹介、さらに次回予告も菊池の声になり、リニューアル。声質こそTARAKOさんよりおとなしめだったものの、舌っ足らずでトロンとしたしゃべり口を見事に再現した。
劇中の最初のせりふは、教室で繰り広げられた、プロ野球の話題での一幕。同級生のはまじが、「大洋のファンだからな。今年は大洋を応援するぜ!」と話すと、まる子は「タイヨウ?はまじって、お日様が好きなんだね。知らなかったよぉ」と天然ボケをかます一言だった。
SNS上では早くも大きな反響。「全然違和感ない!」「フレッシュな感じがいい」「若返った笑い」「まる子の声、小学生味が増した感」「ちびまる子の声わりと似てるやん」「まる子ちゃんの声可愛いのに違和感ない!!」などの感想が続々と寄せられている。
中でも視聴者が驚いたのが、TARAKOさんが作り上げてきたまる子の再現ぶり。「決まってから沢山研究されたんだろうな…」「特徴とらえてて良いね!」「まるちゃんの声、スゴイ。あまり違和感がなく見られるのは嬉しい」と、努力を称賛する声も多数寄せられた。また「菊池こころさんの まる子の声聞いて自然に涙が出てきた」と、シンプルに感激する声もあった。
34年にわたりまる子の声優を務めてきたTARAKOさんの出演回は、14日の再放送が最後になった。しかし、まる子のアニメーションが使われた「ミツウロコ」のテレビCMも、これまでと同様にTARAKOさんの声で放送された。「ミツウロコ~ッ!」と元気に歌うTARAKO節は健在。SNSには「ミツウロコのCMに愛を感じた。TARAKOさんだった」「ミツウロコのCMがまるで応援してくれているようだったなぁ」と感激の声が上がった。
菊池は03年に声優デビュー。これまで「BORUTO―ボルト―NARUTO NEXT GENERATIONS」のうちはサラダ役、「ONE PIECE」のトコ役など、多くのキャラクターを務めてきた。また、「ちびまる子ちゃん」には2018年8月12日に放送された「まる子、幽霊を助ける」の巻で、「お花ちゃん」役で登場したこともある。