兵動大樹「この先10年プロジェクト」発足「お芝居でも笑いを取れるように」
2024年04月25日 20:58
芸能
2人とも舞台経験はある。川畑は91年に吉本新喜劇へ入団し、07年6月に座長に就任。23年3月に勇退した。22年には演歌歌手・市川由紀乃(48)の新歌舞伎座公演を演出。同年、NMB48のミュージカル「ぐれいてすとな笑まん」の脚本も担当。昨年10月には音楽劇「ピノキオ~絵本の中の僕~」の演出を手がけるなど、座長勇退後も幅広く活動の場を広げている。
一方の兵動は90年に矢野勝也(53)とコンビ結成。軽妙なトークで知られるようになり、07年にフジテレビ系「人志松本のすべらん話」に出演してから全国区の人気者となった。落語家・桂吉弥(53)と喜劇「はい!丸尾不動産です」ではW主演を務め、テレビドラマにも数多く出演している。
舞台「なれない」は兵動が養豚場の社長で、川畑が職業訓練生の1人というW主演。演出家に抜擢された若い川村氏は「両親と一緒の世代」の2人に稽古でズバズバと物言う演出家となる。「こんな若い人間に任せていただいて光栄です。ずっと見てきたお二人。どうやって味付けしていくか。ヤバいですね」と稽古、本番を楽しみにしていた。新喜劇では座長を務めるなど、ずっと言う立場だった川畑は「怒ってほしい。成長できる」と期待。兵動も「ドキドキ、ワクワクしてます」とMっ気たっぷりだ。
「10年後の成長をみてもらいたい」と兵動はやる気満々。これから10年は年1回の公演を予定。「10年後は連ドラとかバンバン出てる」と川畑はニヤリ。「朝ドラで“新、ふたりっ子”を我々が」と兵動も笑いで締めくくった。