若狭勝氏 新紙幣、自販機などの対応遅れに「大問題。ホント不便…もっと前から補助金を出すなど準備を」

2024年07月03日 13:05

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若狭勝氏 新紙幣、自販機などの対応遅れに「大問題。ホント不便…もっと前から補助金を出すなど準備を」
弁護士の若狭勝氏 Photo By スポニチ
 元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士が3日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。日銀が同日、約20年ぶりにデザインを刷新した紙幣を発行し、金融機関への引き渡しを始めたことに言及した。
 1万円札、5千円札、千円札の3種類で、1万円札の肖像は福沢諭吉から「日本の資本主義の父」と呼ばれる実業家の渋沢栄一、5千円札は樋口一葉から女性教育の先駆けとなった津田梅子、千円札は野口英世から近代医学の基礎を築いた北里柴三郎にそれぞれ変更する。偽造防止のため、肖像の3D画像が回転するように見えるホログラム技術を世界で初めて取り入れた。日銀の本店や支店で銀行などの金融機関に現金が引き渡され、銀行窓口やATMを通じて世の中に行き渡る。旧紙幣も引き続き使える。

 番組では、自動販売機の対応について、切符などの券売機は8~9割だが、飲料の販売機は2~3割、飲食店の自動精算機・券売機は5割程度、金融機関のATMは9割以上だと伝えた。

 若狭氏は、自販機などの対応の遅れに「大問題ですよね。本当に不便だと思いますし、少なくともこれだけ費用負担があるのであれば、もっと前から補助金を出すなどして、きちんと導入が確保されるという見通しのもとで、こういう新紙幣を発行するというぐらいの手続き的準備が必要だと私は思います」と自身の見解を述べた。

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