第37期竜王戦挑戦者決定3番勝負 佐々木勇気八段が広瀬章人九段下し藤井聡太竜王への7番勝負初挑戦

2024年08月13日 23:12

芸能

第37期竜王戦挑戦者決定3番勝負 佐々木勇気八段が広瀬章人九段下し藤井聡太竜王への7番勝負初挑戦
タイトル戦初出場を決めた佐々木勇気八段。一瞬、放心状態に(撮影・我満 晴朗) Photo By スポニチ
 将棋の第37期竜王戦挑戦者決定3番勝負は13日、東京都渋谷区の将棋会館で第2局を行い、後手の佐々木勇気八段(30)が広瀬章人九段(37)を下し、2勝0敗で藤井聡太竜王(22)=王将含む7冠=への7番勝負初挑戦を決めた。
 タイトル戦出場も初めてとなった佐々木は「藤井竜王との対戦は持ち時間の長い将棋(7番勝負は8時間)でかなり久しぶり。しっかり自分の納得いく将棋を指したい」と感極まる表情を浮かべた。初対戦だった17年には藤井の連勝記録を29で止め、一躍その名をとどろかせたが、以降は4連敗。それでも今春のNHK杯決勝では藤井の連覇を阻み、存在感を再び示した。「どうやって藤井竜王に勝つかをぼんやり考えてきたが、今回の7番勝負に出ることで勝たなければならないと明確になった。それに向けて取り組みたい」。言葉を選びながらファイティングポーズをとった。

 7番勝負は10月5日、東京都渋谷区で開幕する。

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