MLBアナリスト 大谷翔平の満票MVPの鍵はプレー時間「打つ、走るだけなので15分」米メディア評紹介

2024年11月04日 11:00

芸能

MLBアナリスト 大谷翔平の満票MVPの鍵はプレー時間「打つ、走るだけなので15分」米メディア評紹介
祝賀イベントで、流ちょうな英語でスピーチしたドジャース・大谷(AP) Photo By AP
 MLBアナリストの古内義明氏(56)が4日、日本テレビ系情報番組「DayDay.」(月~金曜前9・00)に出演。2年連続3度目のMVP受賞が確実視されるドジャース・大谷翔平投手(30)のMVPレースについて言及した。
 古内氏は、今季大リーグ史上初の「50―50」を達成するなど、打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁を記録した大谷がMVPを獲得するかについては、ドジャースでの背番号17にちなんで「170%」と受賞は確実と断言。その上で「焦点は満票か否か」とした。

 大リーグのMVPは全米野球記者協会(BBWAA)の記者によって投票される仕組みを紹介。「60人の記者が投票するんですよ。1位から10位まで投票するんですが、誰か1人でも大谷選手を2位に投票すると満票にならない」と説明した。古内氏は「大谷選手は過去2回、満票でMVPを獲っています。満票で2度目は史上初です。3回目になると前人未踏の記録を作る」と今回満票でMVPを受賞すればどれだけの偉業になるかを解説した。

 過去にDH専任の選手がMVPを受賞した過去がないことも紹介。ライバルは打率.273、33本塁打、91打点、29盗塁と打撃成績では大谷に劣るものの、遊撃の守備貢献度も評価されているメッツのリンドアと予想した。「ニューヨークのメディアは、リンドアは2時間半の試合のうち、守備もしているので1時間以上試合に出ている。大谷は打つだけ、走るだけなので(プレー時間は)15分程度だと。どっちが年間を通して試合に出ているのか。守備をしない選手にこの賞を与えてもいいのかという議論もある」と現地の反対意見も伝えた。

 その上で、古内氏は「(リンドアは)1番のライバルですけど、僕の中では圧倒的に大谷選手だと思っている。(リンドアの)守備の貢献度も大きい。そこに議論が集中しています」と解説した。

 打撃のベストナインにあたるシルバー・スラッガー賞は日本時間13日、最も活躍したDHに贈られる「エドガー・マルティネス賞」は同15日、MVPは同22日に発表されることも紹介された。

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