“またトラ”でウクライナどうなる? トランプ氏の計画にパックンが懸念「終戦というより降伏宣言」
2024年11月07日 17:37
芸能
トランプ氏の返り咲きで、大きく動きそうなのが、2つの紛争だ。ロシアによるウクライナ侵攻は2年半がたち、膠着(こうちゃく)状態に。トランプ氏はウクライナへの軍事支援を打ち切り、領土を一部ロシアに譲り渡す和平案を提示する可能性が伝えられている。力による現状変更の容認になることから、ウクライナのゼレンスキー大統領や欧州側の反発が必至とみられる。トランプ氏サイドからは、ロシア占領地域とウクライナ側の最前線に北朝鮮と韓国の国境間のような非武装地帯を設置する案が示されている。
これについてパックンは「この案は合意すると思う」と見解を口に。しかし、「ゼレンスキーはアメリカの支援がないなら、仕方なく合意するかもしれない。これは終戦というより降伏宣言だと思います」と、ロシア側に有利な条件であることを指摘した。また非武装地帯についても「北朝鮮と韓国は72年も続いていて、ずっと緊張している。むしろ悪い結果になるんじゃないかなと思う。領土上としてはいけないと思う」と懸念を示した。
また中東情勢については、戦争の早期終結を口実に、イスラエル側の攻撃強化を容認する可能性があると伝えられている。パックンは「注目したいのは、トランプ1人でやろうとするのか、国際の枠組みとか、組織を使って皆さんの力で終結に向かうのか。難しいと思います」と語った。