パックン 勝利宣言のトランプ氏に失望&皮肉「死ぬまで続くショック」「真っ黒な人が過半数の人に…」
2024年11月06日 20:11
芸能
パックンは16年に大接戦の末、トランプ氏が民主党のヒラリー・クリントン候補を破った大統領選を回想。「前々回ヒラリーが負けた時が想定外で、すごいショックを受けて。そのショックが8年、今朝まで続いていた」と打ち明けた。
そのため、「そのショックを避けるために、今回はどっちになってもおかしくない。トランプが勝ちそうな気がしますと、周りにも言いふらし、自分にも言い聞かせていた」という。しかし、結果はトランプ氏の勝利が確実視される流れ。「いざふたを開けてみると、やっぱりショックです。8年、10年…死ぬまで続くショックだと思います」と話した。
前回は、大胆な発言が取り沙汰される人気実業家としての出馬。パックンは「前回はある程度、未知の男。セレブだったから有名人だったんですけど、どういう政策を取るのか、どういう政権運営をするのか、大統領になってからの行動はどうなのか、未知数だったんです」と振り返った。
ところが、今回は大統領経験者としての戦いになった。「4年間、思い出して下さい。2回も弾劾されているんですよ?金正恩とラブレターを交換しているんですよ?プーチンともラブラブな状態になっているんですよ?権力を乱用しているんですよ?グローバルサウスを“クソダメ国家”と言っているんですよ?その人の未知数が今、知られているんです。グレーのところが白黒はっきりに見えているんです。僕から見れば真っ黒なんです」と思いをぶちまけ、「その真っ黒な人が、過半数の人に選ばれたことになりそうですね」と皮肉も込めた。
完勝ムードも漂い始めた状況にも懸念を口にした。「もしかしたら90人くらいの選挙人の大差を付けて勝つかもしれないし。“34、35の州を制覇した”って、最終的には(共和党のカラーの)真っ赤な地図を見せれば、誰もがトランプが圧勝したんだという印象を受けるから」と話し、「この権限を持って、今回、らち外れているトランプが何をするのか、非常に心配です」と懸念を示した。