【競輪学校卒業記念】脚力に自信あり!梅川、卒記クイーンへ逃走
2017年03月23日 05:30
競輪
4歳からスピードスケートを始めた。山梨学院大に進学し、4年最後の冬となる12年全日本学生スピードスケート選手権500メートルで優勝。実業団でも氷を蹴ったが「契約は2年で延長が厳しかった」。17年続けたスケートで脚力には自信がある。「このままでは終われない。スポーツ選手として自分の可能性を広げたい」と一念発起してガールズケイリンに挑戦した。
自転車では先行勝負に心を奪われた。「タイム勝負や競技にはない主導権争いにどっぷりハマった」。在校中はナショナルチームの短距離コーチを務めるブノワ・ベトゥ氏(43)によるHPD(ハイパフォーマンスディビジョン)教場に太田りゆ(22=埼玉)と共に選ばれ潜在能力が引き出された。「今が伸び盛り。順調に伸びている。日本一の先行といわれる奥井迪さんと戦い日本一を獲りたい」。ハイレベルと評判の6回生。梅川は卒記クイーンの栄冠を逃げ切りでつかめるだけの能力を秘めている。