【ドバイワールドC】「弱点見当たらない」世界最強馬アロゲート
2017年03月24日 05:30
競馬
3歳春と遅いデビュー。初戦こそ3着に敗れたが、2戦目から6連勝中。その内容が圧倒的で、初のG1挑戦となったトラヴァーズSは8番人気の低評価も13馬身半差V。ブリーダーズCクラシックは、昨年のドバイワールドC覇者でG1・7勝を挙げた当時世界ランク1位のカリフォルニアクロームを、ゴール前で半馬身差かわした。今年初戦のG1・ペガサスワールドCも4コーナー手前で先頭に立つと直線は独走状態だった。
大きなストライドとスピードが最大の武器。主戦で米の殿堂ジョッキーM・スミスは「弱点は今のところ見当たらない。まだ7戦しかしていないがパーフェクトな馬になれる可能性がある馬。ベストホースの部類に入ることは間違いない」と断言。G1・13勝の伝説的牝馬ゼニヤッタなどあまたの名馬の背中を知る男が、最大級の賛辞を送る逸材。衝撃の走りで世界を震かんさせる。