【高松宮記念】母の願い乗せて…トウショウピスト“逃走宣言”
2017年03月24日 05:30
競馬
前哨戦のオーシャンSはウインムートにハナを奪われて2番手。それでも抜群の手応えから直線はいったん先頭。11着でも前半3F33秒6のハイラップを刻みながら、わずかに0秒5差しか負けてないのだ。
最終追い切りはCWコースの単走追い。馬なりで流したが張りのある好馬体と躍動感が目を引いた。集中力を途切れさせない意味でもハナが絶対条件。シルクロードSで逃げたソルヴェイグは前走を教訓におそらく2、3番手。マイペースの逃げは間違いない。
デビュー24戦目での初G1挑戦。後押しするのは血統的な背景だ。母は04〜05年に函館スプリントSを連覇、03、06年にCBC賞を勝った快速馬シーイズトウショウ(38戦7勝)。6歳秋にセントウルSを完勝で飾った母の戦歴を思えば本格化はこれから。母が3度挑戦(04年5着、06年3着、07年8着)した舞台に息子が勇躍乗り込む。買いだ!!