東京11R・オークスはリスグラシュー。2走前・チューリップ賞(3着)ではV馬ソウルスターリングに水をあけられた感があったが、桜花賞(2着)できっちり先着。まだまだ奥があるところを見せてくれた。矢作師は「本質的には中距離馬だと思っている。現状、マイルは能力が高いからこなしている」と話しており、2400メートルの舞台でさらなる良さを見せる可能性がある。
東京の舞台も歓迎だ。中団から差し切ったアルテミスSが示す通り、長い直線でこそ末脚を出し切れるタイプ。最近のオークスは15年ミッキークイーン(430キロ)、16年シンハライト(422キロ)と軽量級の切れ味が生きる傾向にある。前走体重が436キロのリス。どうしても近年のVシーンとこの馬がダブる。馬単(14)から(2)(3)(8)(15)(16)へ。