【中京新馬戦】池江厩舎の“真打ち”トゥザフロンティア出陣

2017年07月21日 05:30

競馬

 土曜中京5R(芝1600メートル)に良血馬の宝庫・池江厩舎から早くも“真打ち”がデビュー。トゥザフロンティア(牡)は母が01年ドバイWCで2着し同年のエリザベス女王杯を勝ったトゥザヴィクトリー。兄姉には重賞5勝トゥザグローリーを筆頭にトゥザワールド、トーセンビクトリーが名を連ねる名血だ。さらに初年度産駒が続々と勝ち名乗りを上げるロードカナロアが父とあり期待は高まるばかり。
 水口(レースはホワイト)が騎乗した1週前のCWが6F82秒5からラスト1F11秒6を刻む破格の切れ味。最終追い切りは3歳未勝利のトゥザクラウンと併せ、復帰戦を迎える兄に先着を許したが、3F37秒9〜1F11秒5を悠然と刻むスピードはものが違う印象。「調教でもしっかり動ける。ワンペースの血統だけど、この馬には“切れ”がある。あとは実戦でどうか。調教通りに走ってくれたら」。指揮官の視線は血統の悲願、G1制覇を見据えている。

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