香港国際諸競走(12月10日、シャティン)に出走する各馬が29日、各トレセンで追い切った。
香港マイルのサトノアラジン(牡6=池江)は坂路で最終調整。馬なりで4F58秒5〜1F13秒2と軽快なフットワークで駆け上がった。「状態に関しては全く問題ない。前走(マイルCS12着)は自分から走るという感じではなく、レース後もケロッとしていた。やっぱり天皇賞・秋(18着)の、あの馬場で目いっぱいの競馬ができなかったのが影響していると思う」と池江師。3年連続の香港(15年カップ11着、16年マイル7着)で宿願なるか注目だ。なお、栗東所属の6頭は30日、午後3時50分発の飛行機で関西国際空港から香港に向かう。