【伊東記念】早坂 13年目の記念初V「ただただうれしい」
2017年12月11日 05:30
競輪
歓喜のVゴールを駆け抜けた早坂は「泣くかと思ったけど、そうでもなかった(笑い)。ただただうれしい。前で頑張ってくれた新山君、後ろを回ってくれた伏見さんのおかげ」と何度も感謝の言葉を繰り返した。記念決勝は11回目。「今回(記念Vを)獲れなかったら当分チャンスはないと思っていた」。北日本ラインの先頭で風を切り続けてきたことが、新山の番手回りになり悲願の記念初Vをたぐり寄せた。
競輪と自転車競技の両立を目指し、伊豆に生活の拠点を移して4年目。表彰式では集まったファンから「おめでとう!!」と温かい祝福の声が飛び交った。「伊東はファンが多い。伊東で勝てたこともうれしい」と笑顔を見せた早坂。今後の目標は「G1の決勝に乗って新田(祐大)や一成(渡辺)さんと走ること」。一流選手の仲間入りを果たした宮城のスプリンターは、さらなる飛躍を誓った。