【ドバイSC】レイデオロ4着も藤沢和師前向き「いい経験になった」
2018年04月01日 07:12
競馬
落胆の色が濃い鞍上とは対照的に、藤沢和師は納得の表情で愛馬を出迎えた。「ペースが遅く、前が止まらなかった。でも脚は使った。直線バテバテでギブアップという感じではない。最後までやめないでグッと伸びていた」とレースぶりを評価。「まだ若い馬だが、遠くから連れて来ても落ち着いていた。いい経験になったと思う」と、愛馬の頑張りに目を細めた。
負けはしたが、日本馬最先着。ダービー馬の意地は見せた。「競馬を勝つのは本当に難しい」とつぶやいた藤沢和師。JRA調教師として現役最多の1388勝を誇る名トレーナーの言葉には重みがある。
今後は未定だが、師は「きょうは勝った馬が強かったが、海外で競馬をしたのは初めて。何度か対戦すれば、差は詰まっていくんじゃないかな」と、さらなる海外挑戦に含みを残した。まだ4歳。リベンジの機会はいくらでもある。