前節の浜松普通開催(16〜18日)で優勝を飾り、最高のリズムで乗り込んできた松山。「前節初日は、優出(8着)した地元の前々節(1〜4日)と同じ状態でレースしたけど感触が良くなかった(3着)。セットを換えて2日目は急な雨だったけど勝てた。これなら晴れでも大丈夫だろうと思って、そのまま乗ったら優勝できた」と充実の表情で淡々と説明した。
当地SGは、07年11月の日本選手権で優出4着の実績がある。以来、10年以上もSGベスト8から遠ざかっているが、大胆な調整能力と意外性十分の乗りっぷりで大仕事をやってのけそうな不思議な魅力を感じさせる。「自分のスタートは特に悪くなく普通くらい」と照れたが、意表を突いた飛び出しで主導権を握るシーンも見られる。初日3Rで結果を出すと同時に、前節と同様、パワーアップへの道筋を模索していく。