【蒲郡ルーキーS】地元・磯部 会心まくりV!意表突く3カドからトップS

2018年04月26日 05:30

ボートレース

【蒲郡ルーキーS】地元・磯部 会心まくりV!意表突く3カドからトップS
地元で今年3回目の優勝を飾った磯部 Photo By スポニチ
 ボートレース蒲郡のルーキーシリーズ第7戦は25日、12Rで優勝戦が行われ、意表を突く3カドを選択した磯部誠(27=愛知)がコンマ13のトップSでまくり快勝。今年3回目のVを飾った。
 シリーズ中盤、磯部はこう語った。「岩瀬選手への対策は考えている」。その対策こそが優勝戦で見せた戦法だった。あっと驚く3カドからトップS。グッと前に出て迷うことなく内艇をのみ込んだ。1Mを過ぎ、差し伸びてきた木幡を抑え込み、勝負を決めた。

 「この風(向かい風)を見て3カドに引くと決めた。展示タイムが悪かったので2コースにしようかとも思ったが、勝つにはやはりこれしかなかった」

 直前のとこなめモーターボート大賞(G2)では優勝戦1号艇で3着。そこで味わった悔しさが原動力となった。「地元ファンに迷惑をかけた。自分もかなり引きずった。今回こそと思って、ここに来た」

 頑張る理由はまだある。今年10月に蒲郡で開催されるダービー。そこでSG初出場を狙う。「胃に穴があくほど意識している。次のとこなめ(5月2日〜)でもしっかり結果を出したい」。目標をしっかり定めた若武者が、きりりと前を向いた。

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