【天皇賞・春】ソール大駆けの予感!楽な手応えのまま併入

2018年04月26日 05:30

競馬

【天皇賞・春】ソール大駆けの予感!楽な手応えのまま併入
<天皇賞・春>併せで追い切るソールインパクト(左) Photo By スポニチ
 【G1ドキュメント=美浦・25日】先週のマイラーズCはディープインパクト産駒のサングレーザーがレコードV。やはり高速馬場の京都はディープ産駒が強い。きっちり的中で気を良くした岡本は今週も同産駒に注目。ソールインパクトに密着した。
 追い切りはいつも通り角馬場で入念に乗り込んでからWコースに登場。先行したクロフネフリート(障害未勝利)を3馬身半追い掛け、直線は内へ。楽な手応えのまま5F69秒1〜1F13秒1で併入した。年明けから月1走ペースで4戦目。戸田師は「使いながら良くなってくる馬。コンスタントに走りながら調子が上がっている」と状態面に太鼓判を押した。

 同厩舎は13、14年にフェノーメノで連覇を達成。師は「調教を長めにじっくりやるのが厩舎のスタイル。その成果が出た」と振り返った上で「フェノーメノで得た経験を生かしたい。ソールは3000メートル前後で本領を発揮する馬。この馬の良さが生きるレースだと思う」と意気込んだ。偉大な先輩と同じく日経賞をステップにしての参戦。大外枠が響いて7着止まりだったが着差は0秒6で、師も「内容は悪くなかった」と評価している。

 重賞未勝利と実績では格下ながら、昨年アルゼンチン共和国杯でスワーヴリチャードの2着など強敵相手でもやれる下地はある。「重賞未勝利でも胸を張って大舞台に向かえる。アッと言わせる競馬ができれば」。距離延長とコース替わりは魅力。熱のこもった師の口ぶりに岡本は大駆けを予感した。

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