【葵S】クイーン“重賞”初V!初代3歳スプリント女王に輝く

2018年05月27日 05:30

競馬

【葵S】クイーン“重賞”初V!初代3歳スプリント女王に輝く
3歳オープン、葵Sを制したゴールドクイーン Photo By スポニチ
 テイエムオペラオー追悼競走として施行された「第1回葵S」は9番人気のゴールドクイーンが、好発からハナを奪って押し切り。重賞初制覇を果たし、初代3歳スプリント王の座に就いた。
 この日の京都芝はラチ沿いを通った逃げ馬が大活躍したが、メインも例外ではなかった。前半3F33秒9の平均ペースを刻んだゴールドクイーンが、直線に向いてもうひと踏ん張り。大接戦となった2着争いを尻目に、先頭でゴールを駆け抜けた。殊勲の鞍上・古川はしてやったりの表情だ。

 「スタートが速い馬。内2頭の出方を見て…と思っていたけど、今日は特に速かったのでハナへ。そこまで切れないので(直線は)待たずに動きました。いいスピードがあるし、今後も楽しみです」

 来年2月で定年となる坂口正師は、記念の第1回を制した感想を問われ、「もう私はこれで最後だから」といたずらっぽく笑う。ほとんどの馬がダートしか走れないシニスターミニスター産駒にあって、芝も走れる二刀流。今後については、「やっぱり1200メートルがベスト。ダートも含めて、オーナーと相談します」と話した。異色の快速娘に楽しみは尽きない。

 ◆ゴールドクイーン 父シニスターミニスター 母サザンギフト(母の父タイキシャトル)牝3歳 栗東・坂口正厩舎所属 馬主・加藤充彦氏 生産者・北海道浦河町浦河土肥牧場 戦績5戦3勝 総獲得賞金6662万3000円。

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