【日本ダービー】「最悪」17番枠から夢をつかんだ福永祐一 敵陣営も脱帽「称賛しかない」
2018年05月27日 18:41
競馬
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ところが、いざレースが始まるとワグネリアンと福永は好位につけて外枠の不利を払拭。これまでは後方からの競馬で結果を残していたが、先行馬有利の“高速馬場”を読み切って、積極策で直線入口では4番手グループの外まで進出。最後は逃げ粘る皐月賞馬エポカドーロをかわして、先頭でゴール板を駆け抜けた。
デビュー23年目、19度目の挑戦で悲願のダービージョッキーとなった福永の“神騎乗”に2着・エポカドーロを管理する藤原英師も「きょうはワグネリアンと福永祐一。称賛しかない。(初めての)2400メートルでよくぞあの競馬をした」と脱帽。「天才」と呼ばれた父・洋一氏も果たせなかったダービー制覇の夢を、まさに自らの手でつかみとった。