【エリザベス女王杯】「ミスター牝馬」へ、クイーンまた驚時計
2018年11月08日 05:30
競馬
昨年2月の初音Sを最後に白星と縁がないが、その後10戦で2着6回、3着2回。2走前のクイーンS(2着)から再コンビ結成の蛯名は「だいぶ大人になった」と言う。前走・府中牝馬S(3着)を「時計(1分44秒8)も速いし、上がり(3F32秒9)も速い。強い相手にいい内容だった」と評価する。
蛯名がこの馬とG1に挑むのは3歳の秋華賞(14着)以来。「あの頃は不安定な面もあった。古馬になってどうか。メンバーは強いけど、その辺に期待したい」。10年の牝馬3冠馬アパパネでもおなじみの蛯名&国枝師の黄金タッグ。女王杯Vなら史上初のJRA牝馬限定G1完全制覇となる国枝師は「いつも一生懸命に走る馬。初重賞がG1なら最高だよ!!」と笑顔で結んだ。
ムードは最高潮。いつもはマークシートの2〜3着欄に塗りたくなる善戦娘だが、小田は勝利を願う指揮官の思いが夢物語とは思えなかった。