【香港ヴァーズ】クロコ軽快リハ、陣営「完璧」逃走Vだ
2018年12月05日 05:30
競馬
手綱を取ったのは海外で武者修行を続ける坂井瑠星(レースは岩田)。この馬への騎乗は初めてだ。「半マイルからペースを上げていって、やり過ぎないようにとの指示。乗った感じの雰囲気も良かった。指示通り乗れたし、いい動きだったと思う」と感触を伝えた。
クロコスミアにとっては春のドバイターフ(7着)に続く、2度目の海外遠征。同行する西浦昌一助手は「これまで馬体回復に努めてきたが、今日は完璧な動きを見せてくれた。環境にも順応してくれている」と順調ぶりに目を細めた。
管理する西浦勝一師はジョッキー時代に日本の騎手として初めてジャパンC(84年カツラギエース)を制し、新聞は「世界の西浦」と書き立てた。世界を知る男が再び、思い切った“逃げ”で国際舞台を盛り上げる。