【津・G1つつじ賞王座決定戦】中沢が令和G1王者1号
2019年05月16日 05:30
ボートレース
![【津・G1つつじ賞王座決定戦】中沢が令和G1王者1号](/gamble/news/2019/05/16/jpeg/20190515s00053000421000p_view.jpg)
予選トップ通過→準優1着→優勝戦1号艇の王道を歩んだ6日間、最大の転機は6号艇の2日目4Rだった。バックで6番手ながら2艇Fと1周2Mでのアクシデントにより、最後は1着で終えた。その後は同期・菊地孝平のアドバイスによるペラ調整などで徐々に39号機を仕上げ、気がつけば上位の一角を占めた。
「大きなことをせず」臨んだ大一番。1周1Mは峰に懐を突かれてマッチレースかと思われたが、続く2Mで「行くしかない」と迷わず握った。峰をねじ伏せて栄光のゴールへと向かって、SGクラシック(来年3月17~22日、平和島)の優先出走権を手に入れた。
今シリーズは運を味方につけた面も少なくない。そのあたりは自身も「何かホント、申し訳ない気持ちですよ」と否定しなかった。
令和初のG1&最後のつつじ賞についても「安達くんか井口くんのどっちかが優勝してくれた方が…」と最後まで謙虚だった。
この後は休む間もなく、16日前検のとこなめ一般戦へ。「おいしい肉を食べますよ」と自らへのご褒美で英気を養い、次なる4日間シリーズでも主役を務める。
◆次走 優勝した中沢和志の次走は17日からのとこなめ一般戦。吉田俊彦、船岡洋一郎、本多宏和らと優勝を争う。峰竜太、菊地孝平、井口佳典、瓜生正義は21日からの福岡SGボートレースオールスター。松井繁、山崎智也、白井英治、池田浩二、石野貴之、毒島誠、桐生順平ら強豪が相手。安達裕樹は24日からの蒲郡G3企業杯。丸岡正典、岩瀬裕亮、上條暢嵩らとVを争う。