【宝塚記念】俺もステイ産駒!スティッフェリオ先行力生かす
2019年06月21日 05:30
競馬
17年菊花賞(14着)以来の大舞台だったが、距離ロスの多い競馬ながら0秒5差。G1で戦える手応えをつかんだ。
「距離が延びるのは大丈夫だと思います。折り合いを欠くことがないし、効率のいいフォームで走ってくれます。急がせるよりゆったりと走れる方がいい。手の合う丸山が騎乗してくれるのもいいですね」
その大阪杯以来、少し間隔が空いての実戦となるが心配は無用。中間の乗り込みは実に入念で、最終追い切り(坂路4F52秒8~1F12秒4)も活気あるいい動き。武田助手も「この馬が今まで出走してきた中で、今回が間違いなく一番いい状態でレースに向かうことができます」と言う。生涯最高の出来だ。
続けて冗舌にレース展開もシミュレート。「瞬発力勝負になると良くない。キセキが大きく他馬を引っ張っていく形が理想。2番手から先行力を生かしたい」として、「あとは運が向いてほしい。穴党の皆さん、パワーをください」と“元気玉”の結集を呼び掛け、ニカッと笑った。髪形から一部でクリリンと呼ばれる新谷も、最大限の元気を注入しようと思う。