【京王杯2歳S】菜七子5着…JRA重賞制覇お預け 師匠とタッグも直線届かず
2019年11月03日 05:30
競馬
「今までよりレース前のテンションが高く、イレ込みがきつかった。今日はうるさくて、ゲートもタイミングが合わなかった」
スタートダッシュがつかず出負け。道中は折り合いに専念し、最後の直線に懸けた。しぶとく脚を使って、ジリジリ伸びて5着。今年2月のフェブラリーS(5着)、7月の七夕賞(4着)に続く、JRA重賞で自身3度目の掲示板は確保した。それだけに「1400メートルは問題なくこなしてくれたし、強い相手によく頑張ってくれました」とデビューから4戦連続で手綱を取った愛馬をねぎらった。
根本厩舎にとってもJRA重賞42頭目の出走。師弟の夢は持ち越しとなり、同師は「今日勝てれば最高だったけど、重賞は甘くないね。でも、馬はこの先でもっと良くなりそう」。レース後には早速、映像を振り返りながら菜七子と意見交換をした。
菜七子は8週連続V、さらに残り「4」と迫った通算100勝達成を懸けて、3日は福島で9鞍に騎乗する。開幕週の福島は内有利とされる中で、芝全5レースで馬番5以内に入った。この幸運を生かしたい。